【栃木県】1.赤銅のみち・2.修験行者のみち

関東ふれあいの道とは関東1都6県をぐるりと一周する自然歩道で、総延長1,803kmの歩道です。
踏破認定制度があり、各コースの撮影スポットの自撮り写真と感想文を送付すると踏破認定証と記念バッジがもらえるそうです。
お金を出しても手に入らないものは欲しくなる性分なので、関東ふれあいの道の全コース踏破を目指して栃木県からスタートしてみました。
コースではかじか荘がスタート地点ですが、足尾の通洞駅付近に車を停めてスタート。

5kmほど連絡コースを歩きます。

かじか荘に到着。ここからスタートです。

庚申山・皇海山・備前楯山の登山口の道標があります。標高に合わせて道標の高さも違いますね。

階段を上がっていくと一旦舗装路にでます。

舗装路を渡った所に銀山平展望台への階段があるので登って行きます。道は不明瞭で、踏み跡もありません。落ち葉で良く滑る急斜面をトレッキングポールを突き刺しながら登りました。

あそこか!
ここは全く整備されていないようで、途中えぐれて道が無くなっています。

落ち葉を蹴りこみながらなんとかトラバース。

ここからは尾根伝いに進みます。

この岩の上が銀山平展望台のはず。

銀山平展望台到着。

周囲の山の稜線が見渡せます。暖かい陽気に冷たい風がすごく気持ちいい。

次は備前楯山を目指します。
しばらくロードを歩き、鳥獣観察舎で休憩。

舟石駐車場に到着。車を50台ほど停められるスペースがあります。
桜がまだ咲いていました。

備前楯山を登って行きます。

踏み跡はしっかりしていて歩きやすいです。

先ほどの駐車場から250mほど上昇すると山頂。180°見渡せて、男体山や皇海山などが見えます。

「孤高のブナの木」も見えました。

認定のための自撮り。

次は親水公園を目指します。
こんな感じのロードを歩き、

良い感じの木製砂防ダムがあったりして

精錬所跡まで降りてきました。

古河橋

精錬所跡の施設


親水公園に到着。砂防ダムから豪快に流れる渡良瀬川の源流!

カモシカのタイルアートがあります。

親水公園付近は路駐の車でいっぱいでした。みんな中倉山や沢入山を登っているのでしょう。
次はコース終点の通洞駅に向かいます。

若い人が多い。

少欲知足で生きたいと思います。

通洞駅に到着。1.赤銅の道が完了しました。

このまま2.修験行者のみちへ進みます。
122号線の下をくぐり、15号線を登って行きます。
水場がありました。

ここを左に進みます。

ずっとこんな感じの舗装路です。

道標が設置されています。古峰神社まで8.8km。

勝雲山の真北あたりで一旦GPSを落として車に戻って野営地に向かいます。続きは2日目。

キャンプ仲間と合流して飯を食べました。

焚火で炊いた米がうますぎてびっくりしました。今までで一番うまくたけたかもしれません。

車中泊。断熱サンシェードが良い仕事をしてくれました。自作も考えたけど買ってよかった。


野営地からGPSを落とした場所に戻って再開。

途中から舗装路ではなく砂利道に。
ガマガエル。


水たまりではタピオカパーティーが開かれていました。
58号線を横断して巴の宿へ。

この境内はやや窪地に位置しており、周囲が掘りで囲われています。祠には勝道上人と日本武尊が祀られており、日光修験の峰修行の拠点だったとされています。

古峰ヶ原高原ヒュッテの横を通り、

古峰ヶ原高原の駐車場を通り、

古峰神社を目指します。

時々交差する古い舗装路は58号線の旧道のようです。

崩れている所もあります。

壊れかけの橋。

へつり地蔵。江戸時代に若い修行僧が巴の宿での修行に耐え切れず逃げ出したところ、ここで捕らえられ殺害されたそうです。これを哀れんだ土地の人々が供養のために建てたのがこのへつり地蔵だそうです。

急な斜面を登ると地蔵様が姿を現します。

58号線のカーブ29の所にでました。ここから古峰神社までロードです。

ビブラムは濡れたアスファルトで滑らなくてめっちゃいい。

実は去年にサロモンアルファクロスでここを歩いたことがあるのですが、あまりにも滑るので靴を脱ごうか迷ったくらいです。ラグのあるソールはそんなもんかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。ビブラム最強。
ニューバランス FRESH FOAM HIERRO MTHIER
古峰神社の大駐車場に到着。
大駐車場とはいえちょっと大きすぎるかな。




神社の中には自由に出入りできて、休憩室には自販機が設置されています。
ここ数年は毎年お盆休み頃にここで厄除けをしてもらっています。
2.修験行者のみち完了。
車まで戻って撤収。2日間で40kmくらい歩きました。
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