吾妻山から鳴神山への往復

活動データ

今回の山行は、桐生市のシンボル的存在である吾妻山を登り、鳴神山まで縦走する往復約20km、累積標高約1800mのコース。(GARMIN)
そこそこの運動強度が求められるルートでトレーニングには最適だと感じた。

吾妻山の急登と山頂の憩い

吾妻山の登山道は、いきなり岩がゴロゴロとした急登から始まり、心臓を試されるような出だしだ。

そんな道を地元の高齢の方々が軽快に登っていく姿に驚かされる。
この山は桐生市民の憩いの場所であり、散歩感覚で楽しむ人も多いのだ。

山頂に着くと、そこは地上の喧騒を忘れさせる別世界。

初対面同士でも気軽に会話を楽しむ登山者たちで賑わっていた。
頂上からの眺望も素晴らしく、桐生市の街並みを一望できる。

女吾妻山(堂所山)へ

吾妻山から隣の女吾妻山へは、一度急な下りを経て登り返す必要がある。

登り切ると、そこには桐生市街地からも見える茶色い大きな無線の反射板が設置されている。
しかし残念ながら、山頂からの眺望はゼロだ。

吾妻山が桐生市の象徴的な山とされている一方で、実は標高がわずかに高いのはこちらの女吾妻山だ。群馬の「かかあ天下」を象徴しているのかもしれないと、ふと微笑ましい気持ちになる。

大形山へ

大形山までの道は踏み跡がしっかりしていて歩きやすい。
途中まで関東ふれあいの道となっており、よく整備されている。

尾根を進んで行くと、徐々に標高が上がるにつれて、
秋の終わりから冬の始まりへと風景が推移していく。

鳴神山へ

大形山を過ぎると踏み跡が曖昧になる。
いくつかの小ピークを越えながら、ようやく鳴神山に到着。
行動開始から3時間30分が経過していた。

鳴神山は「ぐんま百名山」の一つで、5月にはカッコソウが咲き誇り、多くの登山者を魅了する。
シーズンオフではあるものの、山頂ではすでに数組の登山者が昼食を楽しんでおり、私も眺望を堪能しつつ軽く休憩を取る。

360度のパノラマが広がり、北には雪をかぶった男体山、南には天気が良ければスカイツリーや東京のビル群も見えるはずだったが、この日は確認できなかった。

遠くに出発点である吾妻山が小さく見え、この稜線を歩いてきた達成感に包まれる。

帰路の試練

休憩後、来た道を引き返す。

鳴神山から吾妻山へは基本的に下りが多く、残る標高差は約690mとそれほど厳しくはない。

しかし、途中に現れる登り返しが体力を奪い、何度も足がつりそうになる。

水分と電解質を補給しながら慎重に進む。
休み休み進むことで、無事に吾妻山まで戻ることができた。

吾妻山から下山

吾妻山の下りでは、日没までに駐車場へたどり着けるか不安だったが、なんとか間に合った。

駐車場へ戻るころには薄暗くなっていたが、それでもなお吾妻山を登る人々の姿が見られ、驚いた。
地元の人々にとって、この山は登山というより散歩コースのような存在なのだろう。

そういえば、雨の日に傘と長靴で険しい登山道を下るおじいちゃんに出会ったことを思い出す。それほどまでに地元の人たちは元気で、この山を愛しているのだ。

吾妻山から鳴神山への道は、体力的には厳しい場面もあったが、景色や地域の温かさを感じられる、充実した一日となった。
桐生市民の憩いの場所を歩けたことに感謝し、次回は鳴神山のその先へ進もうと思う。

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中の人

健康を考えてトレランを始めました。山を走るなんてクレイジーな競技だと思っていたけれど、いつの間にか自分が走っていました。より早く、より遠くへ——そんな思いで日々トレイルを楽しんでいます。自然の中で色々な景色を味わいながら、自分のペースで成長していきたいです。

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