男体山と切込・刈込湖とピンクのヤスデ

週末を利用して、男体山と切込湖・刈込湖を訪れました。
買い出しをして日光に向かいます。時間に余裕があれば切込湖・刈込湖をハイキングして来ようと思いましたが、時間が無かったので温泉に入ることにしました。
湯元にはたくさんの日帰り温泉がありますが、その中で一番気になったのが「日光山 温泉寺」というお寺に併設された温泉です。

インターホンを押すと女将さんが案内してくれます。
湯舟は4人ほど入れるくらいのサイズで、お湯は乳白色で、湯温は41℃。
シャワーやアメニティはありません。淡水の蛇口と石鹸と桶が置いてあるだけです。
領収書とお茶は自分で取るシステムです。

料金は500円と激安です。

手を合わせました。
色々なものが落ちた気がします。
車中泊
温泉に入って温まった後は、寝床を探します。
中禅寺湖や湯本周辺は車中泊禁止なので、少し離れたところへ移動しました。

夕食は豚しゃぶ。しゃぶしゃぶ用の肉が無かったので適当な薄切りの豚肉で。
最近の円弱で国産肉が安く感じます。
昆布とカツオで取った出汁に豚肉をサッとくぐらせて食べました。油分が少なく、肉も柔らかくてヘルシーで美味しかったです。締めにうどんを入れて満足のいく食事となりました。
男体山
男体山は標高2,486mの火山で、日本百名山のひとつです。
二荒山神社で登山届を提出し、初穂料1,000円を納めて行動開始。


門をくぐると荘厳な雰囲気に圧倒されます。

一合目。
先は長い。

途中から林道を歩き、再びトレイルへ入ります。

標高が上がって行くにつれて大きな岩が増えていき、より険しい道になります。

7合目。

所々に山小屋があります。
よくここまで資材を持ってきたなぁと感心します。

9合目。あともう少しです。

9合目を過ぎた辺りから辺りが開けてきて、足場は火山の噴石のような地質に変わって行きます。
男体山山頂に到着。

ガスが酷くて景色はよくありませんでしたが、時々ガスの切れ間から中禅寺湖が見えました。


男体山の標高は以前は2,484m(にしっぱし)と言われていましたが、2003年の調査によって、三角点から南西の岩場が「2,486m」の最高標高地点であるとされました。

クローン病でも食べられる行動食:



あとウイダーなどのエナジージェル系も大丈夫です。
胃腸が弱い方や負荷が高い運動をしている方は、油分と小麦粉を控えると調子良くなると思います。
十数分休憩していたら身体がすっかり冷え切ってしまいました。
登っている時は汗だくでしたが、山頂はとても気温が低く、風もあったので寒かったです。
急いで下山しました。

行動時間は4時間半でした。
切込湖・刈込湖
続いて、切込湖・刈込湖へ向かいました。
これらは奥日光にある二つの湖で、三ツ岳の噴石物が沢をせき止めてできたと言われています。

光徳駐車場に車を停め、なだらかな坂道のトレイルを進みました。
ピンク色のヤスデ
地面でなにやら動くモノを発見:

ピンク色のムカデ?フォルム的にはヤスデに近い。
色々調べてみると「ピンクフラットミリピード」というカメルーンに分布しているヤスデに似ている。
- https://ameblo.jp/dokumusikozo/entry-12520323078.html
- http://kura3.web.fc2.com/mill11.html
- http://cradashi.blog.fc2.com/blog-entry-102.html
なんでこんなところに?
涸沼

山王峠から涸沼へ下って行きます。

こんな山奥に草原が!

標高1600mの所にいきなり現れたこの草原が涸沼です。

切込湖
山の谷に伸びているトレイルを更に進んで行くと、湖が現れました。
これが切込湖です。

ビーチがあったので降りてみました。とても良いところですね。木々が映り込んだグリーンの湖に奥に見える山が良いバランスで壁紙にしたいような良い景色です。
刈込湖
さらにトレイルを進んで行くと、刈込湖が見えました。

こちらも良い景色です。

男体山と切込湖・刈込湖の冒険は、久しぶりに長時間の行動となりました。男体山の登山と切込湖・刈込湖の散策を合わせて約9時間の充実した時間を過ごしました。自然の美しさと温泉でリフレッシュし、素晴らしい週末となりました。
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