足利百名山#1 天狗山コースから足利アルプスへ

- タイム
- 6:12
- 距離
- 20.5km
- 上昇量
- 1214m
- ペース
- 3.3km/h
2022/12/10 足利百名山攻略に着手しました。
今回は天狗山ハイキングコースから足利アルプスを攻めてきました。
今回踏破した山は以下の11座:
- 95.愛宕山(40m)
- 79.水道山(93m)
- 56.観音山(129m)
- 43.須永山(154m)
- 30.天狗山(258m)
- 31.両崖山(247m)
- 9.大岩山(417m)
- 7.行道山(482m)
- 23.馬打山(273m)
- 55.鏡山(161m)
- 68.学校山/機織山(118m)
緑橋の下に車を停めて行動開始!
95.愛宕山(40m)
線路端の住宅街にある愛宕山は、山というよりこんもりした丘の上にある神社です。
鳥居のすぐ横にオシャンな家があってなんかエモい。

渡良瀬川に橋が架かっていない大昔は、渡し船が往復していたそうです。
1742年7月5日、増水した川を定員オーバーの船が渡ろうとしたところ、怯えた馬が暴れ出して船が転覆、33人が亡くなったそうで。愛宕神社の南東には「愛宕山水難碑」があります。
当時は川を渡るのも命がけだったのでしょう。今は「緑橋」という永久橋があり、息をするかの如く安全に川を渡ることができます。発展したインフラに感謝。

右奥に足利百名山の木札がありました。「愛宕山」GET!

次は「水道山」に向かいます。
線路のすぐ向こうに見えているのですが、線路を横断するわけにいかないので、陸橋の地下道をくぐります。

地下道は落書きが一つも無くてキレイです。きっと治安もいいのでしょう。
「森高千里」の「渡良瀬橋」や、映画「君へ届け」のロケ地にもなった「八雲神社」。
本殿は2012年に焼失してしまい、2017年に再建されました。

神社裏手の丘陵は古墳群です。
79.水道山(93m)
古墳群を通っている舗装路を進んでいくと水道施設が現れます。

もっと登れそうな所があったので登ってみる。

フェンス伝いに進んでいくと鳥居と祠が現れます。

祠の向こうの一番高いところが水道山の山頂です。

「水道山」掌握!

56.観音山(129m)
「常念寺」の裏手から「天狗山ハイキングコース」を登ります。

少し上がった所にベンチが現れます。ここが「観音山」です。

最初気づかなくて100mほど通り過ぎてしまいました。引き返して掌握。
43.須永山(154m)
標高が安定しない須永山。

どんどん登っていきます。

30.天狗山(258m)
この日はいい天気だったので人がいっぱいいました。

「天狗山」からの景色は最高に良い。

岩を降りて「両崖山」へ向かいます。

31.両崖山(247m)
「天狗山」のコルを過ぎて少し登ったくらいから、山城特有の堀切のような人工的な地形が現れます。

両崖山は足利城跡でもあります。本丸跡の山頂には御嶽神社が鎮座しています。

小さな足利百名山看板を見つけるのはちょっと大変。「両崖山」ゲット。

「大岩山」へ進みます。
先の山火事の痕跡。

結構アップダウンがあります。

辛くて楽しい。
9.大岩山(417m)
北関映えスポットなる記述があったのでパシャリ。

少し進むと、「大岩」と書かれた看板が!
あれ、でもおかしいぞ。百名山なのにNO.119って・・・

足利百名山と書いてあるからややこしいだけで、「大岩」という三角点を紹介しているのかな。
本当の「大岩山」は「最勝寺」の裏です。騙されかけながらも気を取り直して進みます。


「大岩山・行道山」とある。さっきの看板は何だったんだ。

本当の「大岩山」はこちら。

ベンチもあるので休憩にちょうどいい。

7.行道山(482m)
「大岩山」から「行道山」は結構近い。その道中で面白い岩を見つけました。
その名も「しし岩/クマ岩」。同じ岩なのですが、表と裏で名前が違います。

南側から見ると獅子に見え、光の当たらない北側から見ると黒っぽくて熊に見えるのでしょう。

確かに角度によってはバンザイした熊に見えなくもないような…人の想像力は無限大です。
「行道山」です。

東屋とベンチがいくつかあるので休憩にちょうどいい。しかしここも人がいっぱいでした。
この日は比較的空気が澄んでいて遠くまで見渡せました。

大好きな「八王子丘陵」

行道山を越えたら浄因寺に降りずに尾根に進む「関東ふれあわない道」で行きます。名前の由来は後ほど。

途中、両方ともピンテがある分岐がありますが、まっすぐ(左)進みます。

急降下

ここを下りきると行道峠。
道標に「関東ふれあわない道」とあります。確かに「関東ふれあいの道」からそれています。
尾根沿いに道を決めるのであれば、ここを通すのが自然ですが、先ほどの急坂があるため、迂回するような道になったのでしょうか。

23.馬打山(273m)
「関東ふれあわない道」を進んで「関東ふれあいの道」に合流。
右に降りて行くと「馬打峠」ですが、「馬打山」はまっすぐ進みます。

トレースはあるような無いような。とりあえず上へ向かいます。

下草は無く歩きやすい。

見つけました。「馬打山」

QRコードが凄く気になったけど、圏外ではQRすら読めないGoogleレンズ…
「藤坂山」まで行きたかったですが、体力が無いのでこの辺で引き返すことにします。
引き返しながら、「鏡山」と「学校山」を回収します。
先ほどの急降下の場所。下りは恐る恐るだったけど、登りの方がずっと楽だった。

かわいい「ヤブコウジ」。

「美人弁天入口」が気になりましたが、今回はスルー。

55.鏡山(161m)
ここが「鏡山」のはず。カンバンはどこだろう。

ありました。「鏡山」

68.学校山(118m)
「織姫公園」の南にあるレストラン。
さらにその南にある「機神山山頂古墳」が「学校山」とされているらしい。

「古墳だから登るな」とありますが、どうやら3.11の影響で石室損壊の危険があったため古墳を保護するために立ち入り禁止になったようです。

「登るな」とあるのに頂上に伸びている足跡がある。
確かに、この看板の文言は好奇心を掻き立ててしまう。
古墳をぐるりと周って探してみたら、足利百名山看板がちゃんとありました!
場所は、レストランの左奥の木。

看板が古墳側を向いているので、ぱっと見で気づけません。

でも何とかNo68「学校山(機神山)」をゲット!
今回は11座獲得できました。移動距離は約20km。
織姫神社は参拝客で行列ができていました。




夕日に染まる朱色が映えます。すごく綺麗な神社です。
お疲れ山でした。
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