クローン病を4か月で緩解させた自分が心掛けた事
クローン病が再燃し、CRPが15.27という高い炎症にHGBが8という極度の貧血、毎晩40℃の発熱、関節痛による歩行困難になりながら、4か月で緩解させた自分が心掛けた事について書こうと思います。
結論から言うと、食生活と運動習慣を見直すことで結果的にクローン病が緩解しました。
あくまでn=1なので参考までにお願いします。
食生活を改善
クローン病が再燃した当初は症状が酷く、ひどい扁桃炎と食欲不振で食られなかったのもあり、とりあえず必要なモノだけを体に取り入れようとしました。
自炊をして必要なカロリーや栄養素を得る努力をして、ジャンクフードやレトルト食品などは一切口にしませんでした。
最初は雑炊のようなものしか食べられませんでしたが、余計なモノをカラダに入れないようにしているうちに体調が徐々に上向いていきました。
少し余裕ができてきたので、シンプルなイタリアンの調理方法を参考に自炊をして食べていました。
そうしているうちに体調が徐々に回復してきて、徐々に体を動かせるようになってきました。
先ずは散歩から運動習慣を身につける
重いカラダを引きずり、まずは3km程度の散歩を始めました。関節痛がまだあったので、痛み止めを飲みつつ、1時間半かけて3kmをほぼ毎日歩きました。
徐々に関節痛もマシになってきて、このころからクローン病の治療としてペンタサを飲むようになりました。この時のCRPは10くらい、HBGは11くらい。
その後、薬を飲みつつ、食生活と運動習慣を維持したまま過ごしていると、みるみるCRPやケッチンの値が良くなってきました。
最初はゾンビのように歩いていた散歩もジョギングができるくらいになり、最近は3kmを5:00くらいで走れるようになりました。
体調を見つつ山登りを始めて、今は山を走れるようになっています。
要らないモノを取らず、必要なモノを必要なだけ取る
ペンタサを処方される前に少しずつ回復の兆しが見えていたので、おそらくここまで回復できたのは食事を変えた事が影響しているのだと思います。とにかく要らないモノを取らず、必要なモノを必要なだけ取るという事が重要だと思います。
完成品として市販されている多くの食べ物は営利目的で製造されている工業製品のようなものです。
製品として味や品質を保つために栄養素を損なうような調理法をされていたり、様々な添加物が入っていたりする場合があります。
専門家ではないので添加物が悪とは言いませんが、例えば、保存料や添加剤などはカラダに必要なものでしょうか。カラダに要らないモノをわざわざ取るメリットはありません。
どうやったらそういった不要なものを取らずに済むかと言ったら自炊しかありません。
また、過ぎたるは猶及ばざるが如しで、たんぱく質、糖質、脂質、脂溶性ビタミン、ミネラル等は取りすぎるとあらゆる形で体にダメージを与えます。取る量はその日の活動量に比例する必要があります。
絶対的に身体に良い食べ物など無い
例えばテレビで「”アレ”が体に良い」と紹介されると、スーパーで”アレ”が消えるといった事が起こります。
しかし「食べること」とは足りなくなったものを補充する行為に過ぎないため、「これを食べれば健康になる」というような食べ物は存在しないと思っています。
確かに、食べたら調子が良くなるものは時々ありますが、それは栄養不足に気付いただけであり、マイナスが0に近づいただけでしょう。
サプリメントや「体に良い」と言われている食品は、マイナスを0に近づける目的で食生活に取り入れられるべきであると思います。
まとめ
自分がクローン病の緩解の為にやったことは、
- 食生活の改善
(要らないモノを取らず必要なモノを必要なだけ取る) - 運動習慣をつける
(ウォーキング→ランニング→山登り→トレラン)
以上です。
健康に良い習慣とはものすごくシンプルで簡単で誰でも知っているような事ばかりです。
「そんなの当たり前」と思ったところでそれを実践できているかどうかは別問題。自分はできていませんでした。
健康でいるためには何か動機が必要で、その動機を作るために「あの山に登りたい」だとか「トレランの大会に出て完走したい」とか目標を設定して頑張ってる次第です。
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